2025/06/19研究

附属幼稚園との共同研究・協働型授業『紙芝居の作成と読み聞かせ』が行われました。


本学部の授業「子どもの理解と援助(演習)」(担当者:野中陽一朗(長崎大学))の一環として,6月5日(木)に附属幼稚園の年長児を対象とした紙芝居の作成と読み聞かせが行われました。この紙芝居は,6月3日(火)に実施された洪水に関する避難訓練の内容や年長児の発達特性を踏まえて,学生が雨の強さや避難時の大切な約束事をわかりやすく伝えることを目的に作成したものです。
学生たちは,紙芝居を通じて幼児たちが安全に避難するためのポイントを再認識できるよう,授業の導入から振り返りまでを丁寧に設計した上で読み聞かせを実施しました。また,授業前には,プール清掃後の年長児の自由保育の様子を観察し,幼児の興味や状態を把握してから実践に臨みました。授業後には,園長先生や副園長先生からの講評を頂き,学びを深めました。
*本実践は,2020年から継続した附属幼稚園との共同研究(幼児期における防災・安全教育のあり方と教材の作成),2023年度から実施した協働型授業の一部です。 また,本実践はユニット的ボトムアップ研究プロジェクト「子どもの心身及び社会性はこのようにして育まれる-我が国における新たな文化創造学習のモデル構築に向けた基盤研究-」の助成を受け実施しています。

〇 作成された紙芝居(洪水版),読み聞かせ場面の一部:PDF

※過去の取り組み:
 ・https://akebono.ei.kochi-u.ac.jp/news/news22.html
 ・https://akebono.ei.kochi-u.ac.jp/news/news18.html
 ・https://kochi.repo.nii.ac.jp/records/2000455

 

 

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