本気で学び続ける教員になろう
教職大学院は高度専門職業人養成としての教員養成に特化した専門職大学院です。
常に高知県の教育課題に向き合い、学校教育に関わる理論と実践の融合を図ります。
『高知大学教職大学院のさらなる発展・充実』

本学の教職大学院(高知大学大学院総合人間自然科学研究科教職実践高度化専攻)は、国立大学の中では後発となる平成30年4月に設置されました。しかし、その特性を強みとして、先発の教職大学院において顕在化してきた課題にも丁寧に目を向け、それらに応答する体制を整えてまいりました。
これまで、高知県教育委員会および県内市町村教育委員会の皆様の力強いご支援と、高知県の教育関係者の皆様の温かいご協力を賜りながら、本専攻は、高知県の教育を担い、新たに創造していく高度な実践力を備えた教員の育成に取り組んでまいりました。ここに改めて、深く感謝申し上げます。
令和4年度には、社会の急速な変化や教育を取り巻く新たな要請に応えるため、「学校マネジメントコース」「授業実践コース」「特別支援教育コース」の3コース体制といたしました。その際、本専攻の根幹をなす理念として、「理論と実践の融合(教育/教育実践を科学する)」および「高知県の教育課題の解決に資する学び」を、改めて大切に位置づけております。
今日、教育の現場は、デジタル技術やAIの進展、学習者の多様化、地域社会の変容など、かつてないスピードで変化しています。そのような時代にあってこそ、理論に裏打ちされた確かな実践力と、現場の課題にしなやかに向き合う姿勢が、これまで以上に求められています。
本専攻では、こうした課題に応えるため、教科領域に関する専門的な学びの充実に加え、高知県の教育現場を深く理解し、データに基づいて課題を捉え直す科目、さらにはICTやデジタル技術を活用した教育実践を探究する科目など、特色あるカリキュラムの充実を図ってまいりました。
また、院生の教育実践研究の成果を広く共有し、対話を通して学びを深める場として、「土佐の皿鉢ゼミ」を年2回開催しております。この場が、大学と学校現場、そして地域をつなぐ学びの共同体として、より豊かな知の交流を生み出すことを願っております。
本専攻での学びが、院生一人ひとりの専門性を深めるとともに、高知県の教育の未来をともに切り拓く力となることを、心より願っております。今後とも、本専攻の教育研究活動に対し、変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。