2024/06/21イベント
6月6日(木)に,本学部の野中陽一朗准教授(教育心理学)が担当する「子どもの理解と援助(演習)」において,附属幼稚園の年長さんを対象とした「洪水」の避難訓練に関する紙芝居の作成と読み聞かせがおこなわれました。 この取り組みは,梅雨を迎えるにあたって実施された洪水の避難訓練の事後指導として位置づけられたものです。
読み聞かせでは,幼児たちが,紙芝居を通じて雨の強さや避難時の大事な約束事を再認識しており,より安全・適切に避難するための工夫が見られました。また,読み聞かせ後には,附属幼稚園の先生方が読み聞かせをおこなった際の振り返り内容などを学生に共有していただくことで,大学の授業内容と連環させた学びを展開できました。
高知大学教育学部では,幼児および大学生双方の学びや成長を誘う附属幼稚園との共同研究・協働型授業を実施しています。
※本実践は,2020年から続いている附属幼稚園との共同研究(幼児期における防災・安全教育のあり方と教材の作成)の一部です。また,ユニット的ボトムアップ研究プロジェクト「子どもの心身及び社会性はこのようにして育まれる-我が国における新たな文化創造学習のモデル構築に向けた基盤研究-」とも関連しています。
〇 作成された紙芝居(洪水版),読み聞かせ場面の一部:PDF