本学部卒業生（教育学専攻修了生）の亀山晃和教諭（香川県三豊市立三野津中学校）が，一般社団法人日本理科教育学会から2024年度「研究奨励賞」を受賞しました。
亀山教諭は，本学部ならびに教育学専攻在籍時に理科教育学研究室（草場研究室）に所属しており，秋田大学・原田勇希 講師（当時，日本学術振興会特別研究員PD）の研究指導も受けて，理科の観察・実験場面おける対人関係変数（心理的安全性）に着目し，子どもたちの「対話的な学び」との関係性について高度な統計手法を用いて分析し，その研究成果を本学会学術誌「理科教育学研究」に発表しました。
本研究成果は，学習指導要領で求められている資質・能力を育成する上で，理論的かつ実践的な側面から貢献することが認められたことになります。元指導教員の草場実 教授は「当研究室の元ゼミ生が，このような栄えある賞を受賞することができて，とても嬉しく，誇らしく思います。亀山教諭のこれからの理科教育の研究者と実践家としての活躍がとても楽しみです」と述べています。